妊娠線治療の腹部リダクションについて

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妊娠線・肉割れの予防・治療方法

妊娠線治療で注目されている「腹部リダクション」とは

妊娠線や肉割れができても、時間の経過とともに赤紫色から白っぽい状態に「瘢痕化(はんこんか)」していき、気にならない程度の状態に戻ります。

しかし、なかにはスイカの縞模様のような線が残り、過剰に伸びた皮膚は元に戻らずに弛緩したままという方もいます。このような方に注目されているのが「腹部リダクション」という美容外科的治療法です。

リダクションは「縮小」「削減」という意味で、わかりやすくいうと「余分な脂肪とたるんだ皮膚を取り除く施術」です。

腹部リダクションが適している方

  • 妊娠線がひどくて気分が落ち込んでいる
  • 脂肪吸引術を受けた後の皮膚のたるみが気になる
  • 加齢に伴う腹部のたるみが気になる
  • ウエストのラインをすっきりさせたい

腹部リダクションの術式

腹部リダクションの術式には、次のような3つのパターンがあります。いずれも麻酔をかけて行い、当日は入院が必要になります。

1.上腹部から下腹部にかけて全体的にたるみがある場合

へそを中心に右から左へ横に切開して、余分な皮膚や皮下組織を大きく取り除きます。へその形成も同時に行います。

2.下腹部にたるみがある場合

へそから下の部分を横に切開して、余分な皮膚や皮下組織を取り除きます。傷跡は大きくても下着で隠れる部分なので、このパターンが最も多く用いられます。

3.下腹部の一部にたるみがある場合

へその下の一部(手の平程度の範囲)を横に切開し、余分な皮膚や皮下組織を取り除きます。たるみの範囲が広い方には不向きです。

腹部リダクションの術後

抜糸は10~14日後が一般的です。その後もしばらく縫合による痛みや腹部の突っ張り感があったり、皮膚感覚が鈍くなったりすることがありますが、3~6か月かけてしだいに硬さが取れて元に戻ります。

縫合は形成外科的にていねいに行われるので、大きな傷痕でも3~5年でほとんど目立たなくなります。

ウエストのくびれもきれいに整えられるため、若々しいボディラインを取り戻すことが可能です。加齢によって再びたるみが生じることがあっても、術前の状態まで戻ることはまずありません。

腹部リダクションの費用(目安)
上腹部・下腹部同時切除 200万円
下腹部切除 150万円
腹部一部切除 60万円
へそ形成 40万円

※費用は医療機関によって異なります。また、麻酔料は別途請求されるところもあります。

妊娠線治療に用いられるそのほかの美容外科施術

妊娠線や肉割れには、腹部リダクションのほかにもさまざまな治療法があります。そのうちの代表的なものをあげてみましょう。

レーザー治療

レーザー治療は、光を真皮まで到達させ、コラーゲンやエラスチンを生成する線維芽細胞を活性化させるのが基本原理です。

これによってターンオーバー(肌の新陳代謝)が高まり、断裂が修復されるほか、たるみも解消されます。

施術時間……1回につき15~20分、トータルで5~6回照射します。連続して行うと皮膚への負担が大きくなるため、次の治療まで2~3週間空ける必要があり、短くて3か月、長い方は5か月以上かかることになります。

リスク……施術中は、照射する際にパチパチとした痛みや、かすかな熱さを感じることがあります。肌が弱い方はやけどのような肌トラブルが生じる場合があるので、最初のカウンセリング(美容相談)の段階で医師に伝えるようにしましょう。

費用の目安……医療機関によって異なりますが、1回の照射で約2万~4万円、5回として10万~20万円かかります。

炭酸ガス療法

細い注射針で真皮に医療用の炭酸ガスを注入するもので、もともとフランスで妊娠線の解消に用いられていた療法です。

炭酸ガスには、血液中の酸素を放出させる作用があり、注入した箇所が有酸素運動をしたような状態になって代謝がアップします。

同時に、ガスの圧で皮下組織が剥離され、それによってコラーゲンが急激に増えるため、真皮が再生されて妊娠線が目立たなくなります。

炭酸ガス療法は手術の傷跡やケロイド、やけど痕などにも有効です。

施術時間……1回当たり15分程度で、4~6回行います。

リスク……施術後は注入箇所が赤く腫れたようになりますが、数時間で治まります。副作用はほとんどありません。

費用の目安……腹部全体で1回35,000円、手の平サイズで1回20,000円ほどです。

ダーマローラー

ダーマローラーとは、髪の毛よりも細い針が200本ほどついた医療用のローラーで、皮膚の上を転がして真皮に小さなキズをつけることによって肌を再生させる方法です。

真皮にキズができると、それを回復させるために成長因子(Growth factor:Gf)が分泌されます。Gfはキズの回復を早める働きのほか、コラーゲンの生成を促し、肌細胞の分化や増殖を促進する作用があるので、肌に弾力やうるおいをもたらし、凸凹したニキビ痕や妊娠線などの修復にも効果を発揮します。

つまり、ダーマローラーは人間に備わっている「自然治癒力」を最大限に活用した治療法といえます。

施術時間……1回当たり30~40分。3か月に1回の割合で、2~3回行うのが一般的です。

リスク……皮膚が赤くなることがありますが、長くても2~3日内に消えます。針で開いた穴は極微小なので、2~3時間でふさがり、痕が残るということはありません。

費用の目安……妊娠線は1回目70,000円、2回目120,000円(1年以内)ほどです。

以上の治療法はどれも即効性はなく、確かな効果を実感するまでは時間がかかります。その点を心得て、自分に最も適した治療法を選ぶようにしましょう。

まとめ

ここで取り上げた腹部リダクションをはじめ各種の施術は、形成外科や皮膚科の領域です。

いずれの診療科でも、初診時にカウンセリングを行い、それに基づいて治療方針を立てます。

その際に医師または美容カウンセラーは、施術の効果とリスクをきちんと説明してくれます。

もし、カウンセリングに十分な時間をかけず、初診時にすぐ施術をすすめるような医師は避けたほうが賢明です。施術をしてから後悔することのないよう、派手な広告や華やかなイメージに惑わされずに、情報を収集して正しい知識をもつことが大切です。

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